あんくり
    Uncleared Crimes=未解決事件
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    DATE: 2010/06/03(木)   CATEGORY: 1985年
    【#108】パラコート連続毒殺事件
    パラコート連続毒殺事件(-れんぞくどくさつじけん)とは、1985年4月30日から11月17日の間に日本各地で発生した、無差別毒殺事件。全て未解決。
    関連事件34件(模倣犯を含む)のうち、13人が死亡。

    パラコート


    パラコートは除草剤。当時24%濃度の液剤が市販されており、18歳以上で印鑑さえ持っていけば農協などで買うことができた。致死量は15CC。

    概要


    全て1985年。年齢は、全て当時のもの。
    確認されている犠牲者 [編集]
    全12件。死者は12名。
    使われたのは、オロナミンC6件、コーラ2件、リアルゴールド2件、不明2件。毒物はパラコートが多いが、1件のみジクワットが使用されている。
    いずれも自販機(自動販売機)に置いてあったドリンク(飲料)に、毒物が混入されていた。取り出し口が最も多いが、「自販機の上」、「自販機の下」というケースもある。
    4月30日、広島県福山市の自販機
    トラック運転手(45歳)がドリンクを購入した際、自販機の上に置かれていたオロナミンCを飲む。
    5月2日に死亡。運転手の嘔吐物から、除草剤であるパラコートが検出。
    9月11日、大阪府泉佐野市の自販機
    男性(52歳)が釣りから帰る途中、オロナミンCを購入。取り出し口にすでに同じ商品があることに気づき、2本とも持ち帰る。
    帰宅後に飲み、9月14日に死亡。飲み残しのオロナミンCからパラコートを検出。
    9月12日、三重県松阪市の自販機
    大学生(22歳)が、自宅近くでリアルゴールドを購入。取り出し口にすでに同じ商品があることに気づき、2本とも持ち帰る。
    帰宅後に飲み、14日に死亡。検出された毒物はジクワット。
    9月19日、福井県今立町(現:越前市)の自販機
    男性(30歳)が自販機の下にあったコーラを飲んだところ、気分不調を訴えて病院に駆け込んだ。
    9月22日に死亡。胃洗浄、飲み残したコーラの両方から、パラコートを検出。
    9月20日、宮崎県都城市の自販機
    男性(当時45歳)が自販機で飲み物を買おうとして、取り出し口にリアルゴールドが2本あるのを見つけて持ち帰る。
    帰宅後に飲んだところ、気分不調を訴える。9月22日に死亡。飲み残したリアルゴールドから、パラコートを検出。
    9月23日、大阪府羽曳野市の自販機
    男性(50歳)が飲み物を買おうとして、取り出し口にオロナミンCを2本見つけ、持ち帰る。
    9月25日の午前中に飲む。翌日に容態が急変し、10月7日に死亡。
    10月5日、埼玉県鴻巣市の自販機
    男性(44歳)が飲み物を買おうとして、取り出し口にオロナミンCが2本あるのを見つけて持ち帰る。
    翌日飲み、10月21日に死亡。飲み残しのオロナミンCよりパラコート検出。
    10月15日、奈良県橿原市の自販機
    男性(69歳)が、取り出し口にドリンクが2本あるのに気づき、持ち帰る。
    帰宅後に飲み、11月13日に死亡。飲み残しのドリンクからパラコート検出。
    10月21日、宮城県
    男性(55歳)が同様に死亡。
    10月28日、大阪府河内長野市の自販機
    男性(50歳)が、取り出し口のオロナミンCを見つけて飲み、死亡。
    11月7日、埼玉県浦和市(現:さいたま市)の自販機
    男性(42歳)がオロナミンCを購入。取り出し口に2本あることに気づき、両方とも持ち帰る。
    帰宅後に飲み、11月16日に死亡。
    11月17日、埼玉県児玉郡の自販機
    女子高校生(17歳)がドリンクを購入した際、取り出し口にあったコーラを見つけて持ち帰る。
    コーラを飲んだ一週間後に死亡。飲み残しのコーラからパラコート検出。
    この時は、業者から「事件についての注意書き」が自販機にしてあった。
    事件を受け、オロナミンCを販売する大塚製薬は、瓶容器の形状をねじ回し方式からプルトップ方式に改良した。
    自殺の可能性もある犠牲者 [編集]
    7月11日、京都府福知山市
    男性(48歳)がパラコート入りのドリンクを飲み、死亡。
    模倣犯 [編集]
    いずれも東京都。死者は無し。
    9月17日、港区
    画廊に勤める女(34歳)が、画廊の経営者と支店長に青酸化合物入りのコーヒーを飲ませ殺害を図ったが、未遂に終わり、逮捕された。
    女は会社の金を使い込んでおり、事実が発覚するのを恐れたため、犯行に及んだ。
    9月25日、世田谷区上北沢の自販機
    ドリンクを飲んだ大学生が、「変な味がする」と警察に訴える。
    石灰硫黄合剤が含まれていたことが判明。犯人は不明。
    9月27日、北区の自販機
    ドリンクを飲んだ女性(44歳)が、「変な味がする」と警察に訴える。
    石灰硫黄合剤が含まれていたことが判明。犯人は不明。
    自演 [編集]
    9月27日、東大阪市の自販機
    中学生が、ドリンクを飲んで「変な味がする」と警察に訴えて入院。
    後に、自らが殺虫剤を混入し、飲んだことが判明。
    動機は、「連続事件の犠牲者として入院すれば、同情したクラスメイトらが見舞いに駆けつけてくれる」というもの。
    期待に反し、クラスメイトは誰も見舞いに来なかったという。
    9月30日、福井県の自販機
    男(22歳)が、「変な味がする」と警察に訴える。
    世間から同情してもらいたくて、自らが殺虫剤を混入していたことが発覚し、逮捕される。
    12月11日、群馬県沼田市の自販機
    ドリンクを飲んだ中学生が、混入していたパラコートにより倒れる。
    後に、自ら飲む寸前にパラコートを入れ、自殺を図っていたことが判明。
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